「車って、いつ売るのが一番得なの?」——乗り換えを考え始めた人なら必ず一度は悩む問題です。

結論から言うと、万人共通の「最高のタイミング」は存在しませんが、「損しにくい節目」と「避けたい時期」ははっきりしています。順に見ていきましょう。

節目①:車検の前

車検には数万円〜十数万円の費用がかかりますが、車検を通した直後に売っても、その費用が査定額に満額上乗せされることはほぼありません。車検の残りが数か月になったら、「車検を通してまだ乗るか、通さずに売るか」を考える自然な節目です。

節目②:モデルチェンジの噂が出る前

フルモデルチェンジが行われると、旧型の中古相場は下がりやすくなります。新型の発表・発売より前に手放すほうが、旧型としての値落ちを避けやすい構造です。乗っている車種のモデルチェンジ情報はチェックしておきましょう。

節目③:年式が「1年古くなる」前

中古車市場では、同じ車でも年式表記が1年変わると評価が変わることがあります。年をまたぐと「〇年落ち」のカウントが進むため、売却を迷っているなら年内に動くのも一つの考え方です。

節目④:走行距離の大台の前

5万km・10万kmといったキリのいい走行距離は、査定の評価が変わりやすい目安とされています。大台を超える直前は、売却を検討するきっかけになります(残クレ中の距離制限についてはこちら)。すでに超えている場合の考え方は走行距離10万kmの車は売れない?にまとめました。

節目⑤:自動車税や大きな出費の前

毎年春には自動車税の納付があります。車検と同じく、大きなお金を払う直前は「この出費をしてまで乗り続けるか」を見直すタイミングとして合理的です。

避けたい時期:焦って「今すぐ」しかない状況

一番損をしやすいのは、時期そのものより「今日中に手放さなければならない」という状況です。比較する余裕がないと、提示された金額を受け入れるしかなくなります。売却の可能性が出てきた段階で、先に相場だけでも把握しておくと、どのタイミングでも交渉の主導権を持てます。

まとめ:節目が来る「前」に相場を知る

車検・モデルチェンジ・年式・走行距離・税金。どの節目も共通するのは、「節目が来てからではなく、来る前に動いたほうが有利」ということです。まずは今の買取相場を確認して、自分の車の現在地を知るところから始めましょう(高く売るコツ5つ一括査定の電話対策)。そもそも買い替えるべきか迷っている段階なら買い替え時期の判断サインもあわせてどうぞ。売却日が決まったら、任意保険の中断・引き継ぎの連絡も同時に進めておくと安心です。